"ผัดกะเพรา"
ガパオ
バンコクで美味しいガパオ を
食べるならこんなお店♪
今やすっかり日本でもおなじみになった「ガパオ 」。ひき肉やシーフードなどをホーリーバジルと一緒に炒めた、タイの超定番メニュー。タイ人の友人たちに「ガパオが美味しくて有名な店ってどこ?」と聞いても「そりゃ好みによるわ」とか「近くのあの屋台も美味しい」とか、ピンとこない答えが... 確かにタイではそれほどどこにでもあるメニュー。なのでここでは、ガパオのこだわりメニューがあるお店や、この味は日本人も好きなはず、というお店をピックアップしてみました。〈美味しいガパオに出会ったら随時更新!〉
#1
これぞタイ味、燃えるガパオ
Phed Mark Pad Kaprao
ペッドマーク・パッガパオ
合言葉は「辛くなきゃ食べないよ!」。BTSエカマイ駅下車・バスターミナルの前にあるバジル炒めぶっかけご飯、いわゆる『ガパオライス』の店。豚ひき肉ガパオと牛ひき肉ガパオの2種を、Less Spicy(小辛)、Medium (シグネチャーの辛さ)、Very Spicy(激辛)の3段階で出しています。「小辛」でも、注文ミスったかと思うほど辛く、「激辛」ともなれば、もはや『食べるスポーツ』。ハンパない汗が吹き出し、食べ終わる頃にはティッシュの山ができてるでしょう。 そんな辛さにもかかわらず、味は消されずしっかりした存在感。肉のうまみもバジルの爽快感も、そのままの美味しさで楽しめるところがスゴイんです。5種の唐辛子や2種のバジルのブレンドなど、レシピは総シェフ考案のオリジナル。コツは強火でパラっと仕上げることだそうです。
そして目玉焼きは、鶏卵よりコクがあって濃厚なアヒルの卵を使用。ねっとりとした黄身がトロ~ッと溶けて具材にからむ…最高ですね、これぞガパオの醍醐味! いつものご飯に飽きた時や、何かにチャレンジしたい時、熱くてウマくてスカッと炎上できるこの一杯、お試しになっては?
Phed Mark Pad Kaprao
#2
熟成肉で有名なステーキハウスの
ガパオメニュー
Arno's
Naradhiwat 15
アーノス・ナラティワート15
熟成肉の販売やステーキハウスとして有名な「Arno's」。このナラティワート15店では、ステーキやハンバーガーに加え、ガパオメニューがあることでも人気。鶏、豚肉はもちろん、牛肉の煮込み(写真)やテンダーロイン(100g、200g)という、肉の専門店らしいセレクションも。ここの味付けは一般的なガパオとはちょっと違って、コクのある旨味で肉の美味しさをより引き出している。「ガパオの素材はごくシンプルで充分」と今まで思っていたけど、う〜んコレは美味!辛さはレベル1(唐辛子なし)からレベル4(爆辛)まであり。
●Pad Kaprao Stewed Beef(煮込み牛肉のガパオライス)110B
この支店には他にも牛肉ヌードルやガパオピザにもなどがあって、これも注目。また、レストランの入り口では熟成肉やデザート類も販売している。
#3
トロトロ卵&ガパオソース
Baan Ying
Isan & Grill
バーンイン・イサーン&グリル
家庭的な料理と明るい雰囲気がタイの若いハイソ層を中心に支持されている「バーン・イン」。セントラルワールド店は、広々としたダイニングにタイ式のお座敷席も備え、食事でもカフェ利用でもゆっくり過ごせる穴場。他の支店にはないイサーン料理があるのもポイントです。さてここでご紹介するのは、バーンインの人気メニュー“トロトロオムレツご飯(カオ・カイコン)”のガパオバージョン。このタイ式オムレツ自体がなんとも美味しいんですが、ガパオトッピングがまたよく合って、お見事!その他「もち米ガパオ焼き飯(135B)」も注目メニュー。チャーイェン(タイ式ミルクティー)と一緒に軽くお昼、なんていいですね♫
3Fl. CentralWorld
(BTSチットロム駅下車・セントラルワールド3階
*ラジャダムリ通り側)
Tel:02-646-1554 Open:10:00-21:00
#4
WHITE FLOWER
ホワイトフラワー
(クルア・ドークマイカオ)
サイアム駅直結の「サイアムスクエアワン」の4階にあるこのお店、コンクリート天井にむき出しのダクト、ところどころに鉄柱やレンガの壁などインダストリアルデザインのお洒落な内装で、いつも賑わっています。バムルンムアン通りにあるベーカリーレストランが本店ですが、その創業時に店名を授けたのがなんとタイの王女様(!)という、実はすごい店。メニューには麺類や焼き飯などの屋台フード系も、ちょっと高級メイン料理も、バランスよく混在。パスタやサラダなどの洋食や自家製ケーキも人気です。ここのシグネチャーメニューでもある「センヤイ・ガパオ」は、表面をクリスピーに炒めたライスヌードルに、あんかけのようにガパオを乗せた一品。「ガパオ」は、ご飯もいいけど麺にも合う!新発見の美味しさです。
●センヤイ・カパオ・ヌア(揚げ焼きヌードル AUS産牛肉バジル炒め添え)225+B
White Flower Factory (ครัวดอกไม้ขาว)
4th Floor, Siam Square One
(BTSサイアム駅直結・サイアムスクエアワン4階)
Tel. 02-252-2646-7
OPEN : 10:00-22:00
#5
名店のガパオは“焼き飯”
Grand Sanyod
グランドセンヨート
BTSサパンタクシン駅とスラサック駅の中間ぐらいにある「センヨート」は、カオナーペット(ローストダックご飯)やバミーという手軽な料理が美味しい庶民派タイ広東料理食堂。その向かいの「グランドセンヨート」は、エアコン付き版。最近ではミシュランのビブグルマンにも選ばれ、知名度もアップしているが地元の食通には昔から人気。料理はタイ料理にはない「うまみ」が持ち味で、名物料理は創始者のウー氏が屋台で始めた「あんかけ麺(ラートナー)」を筆頭に、麺や焼き飯など1皿で楽しめるものが多く、値段も1皿100バーツそこそこと、気軽な食事にぴったり。ここのガパオメニューは、自慢のローストダックをたっぷり使ったガパオ焼き飯。焼き飯もダックも美味しい店なので、間違いない味です。
●カオパットガパオ・ペットヤーン 105B
~これもおすすめ!~
長年に渡る“ワタシの偏愛メニュー”「カオパット・セイチュアン・ガイ」(ピリ辛鶏あんかけ焼き飯)。他に魅力的なメニューがあってもやっぱりこれにしてしまう、個人的に超おすすめのメニューです。。
88 Charat Wiang Rd.
(BTSサパンタクシン駅から徒歩約7分)
Tel. 02 234 7968 Open:10:00-20:00
支店:セントラルワールド(6階)、エムクオーティエ(B階)など
#6
煮込み肉とミックスメニューが人気
Kod Kaphrao
コート・ガパオ
BTSアーリー駅から5分程のフードモール「A One」にあるブース。おばあちゃんの代から食堂を営む3代目が、伝統の味に新しいアイデアを取り入れて頑張っているお店。看板メニューは煮込み豚「ムートゥン」入りで、柔らかく煮込んだ肉がゴロゴロ入っている。ナムプラーをメインにしたタイ風ではなく旨みのあるタイ中華っぽい味で、強火で炒めた香ばしさがgood。辛さは控えめ(ペットノーイ)から激辛(ペットマークマーク)まで4段階から選べる。また、この店の特徴は「ベーコンとムークロープ(カリカリ豚)」や「エビ+ベーコン」など、ミックスメニューがあること。なるほど、ありそうで意外と他にない工夫がウケている。おすすめメニューのひとつ、マリネ豚+エリンギ(Pork+Eringii Mushroom)も、期待通りで美味。
●ガパオ・ムートゥン(煮込み豚のガパオ-Braised Pork)75B/ 目玉焼き10B
柔らかく煮込まれた肉がたっぷり入っていて嬉しい。
●ガパオ・ムーマック・ヌム+エリンジー
(マリネ豚とエリンギのガパオ)65B/ 目玉焼き10B
A One Ari Soi Ari 1
(BTSアーリー駅から約5分・A-One アーリー内)
OPEN : 9:00-17:00 ※日曜定休
#7
クラフトビールと激辛ガパオ!
Basil
バジル (Save Our Souls)
アイコンサイアムから徒歩3分ほどの場所にあるこのお店、夕方からはクラフトビールが楽しめる人気のBarで、昼間は「Basil」という名前でガパオライス専門店としてオープン。ガパオメニューは豚、牛以外にネーム(酸っぱいソーセージ)やアヒル肉なども選べ、辛さはレベル0〜5まであり、さらに唐辛子の20倍(!)の辛さという「ゴーストペッパー」も追加できる(30B)ので、辛いもの自慢の人は試してみては?。味はなるほどビールに合いそうな、甘みのないしょっぱい系で美味。米は日本米を使用、コブミカンの葉なんかもちらっと入っているのもこだわりが感じられます。トッピングにクリスピーな鶏皮が選べたり、カイダーオ・"テー"(”本当の”目玉焼き)は星(ダーオ)型の目玉焼きだったりと、遊び心があって◎。
●ガパオムーサップ(69B)+Star Egg(17B)+Crispy Chicken Skin(17B)
夕方からはビールやハンバーガーなどのメニューも加わる。
Basil(save our souls)
250 Charoen Nakhon Rd.
(アイコンサイアムの斜め向かい。Soi10入り口)
Open:11:00-20:00(ビール販売は17時ごろ〜)