バンコクでおいしいパッタイを
食べるならこんな店!
今やトムヤムクンと並ぶ有名タイ料理「パッタイ(ผัดไทย)」。タマリンド果汁入りの甘酸っぱいソース味が特徴の炒め麺で、生のニラやもやしと一緒に食べるのもタイらしくていいですよね。老舗「ティップサマイ」から進化系「パッタイ・ファイ・タル」、ちょっとアレンジを加えたオリジナルパッタイなど、おすすめ店をご紹介!
パッタイの有名店といえばここ
ThipSamai
ティップサマイ

1966年創業、地元人はもっぱら「パッタイ・プラトゥー・ピー」、つまり“幽霊門のパッタイ”と呼ぶ…って、なんで? 実は昔、バンコクで伝染病が大流行して大勢の人が亡くなり、大量の死体を火葬したのがワット・サケット、それを運ぶ通路がこの辺りだったんです! 麺はチャンタブリ県から取り寄せる厳選の「センチャン」、いっしょに炒める「海老ミソ」は、コクとうまみを増し、時間がたってもくっつかないツルツル麺の秘訣でもあります。また、精製した砂糖ではなくパームシュガーを使って昔ながらの濃厚な甘みを出す…と、色んなこだわりでNO.1の座をキープし続けるのがここのパッタイ。

最近はパッタイ手作りキットも店内で販売されているので、日本でもお店の味が楽しめ(?)、お土産にもよさそう。

プラトゥー・ピー支店は市内からアクセスがやや悪いのが難点でしたが、近年アイコンサイアム(6階・写真はアイコン店)やサイアムパラゴン(G階フードコート)などにも支店ができて、手軽に試せるようになったのは嬉しいニュースです。
〈本店〉313-315 Maha Chai Rd.(ワット・サケット近く)
Open : 9:00~深夜 ※火曜定休
〈アイコンサイアム店(6階)〉Open : 10:00~22:00
〈サイアムパラゴン店(G階)〉Open : 10:00~22:00
ミシュランも推薦!炎上パッタイ
Pad Thai Fai Ta Lu
パッタイ・ファイ・タル

“パッタイ界の革命児”「パッタイ・ファイ・タル」。伝統レシピを無視して徹底的に「屋台っぽさ」を追及。燃やせとばかりに火を通したスモーキーな香ばしさと豚ならではのジャンクなコッテリ系の旨味はクセになる!ミシュランガイド・タイでも連続してビブグルマンに選ばれているのも納得の美味しさ!

フライパンが火を噴き、パッタイが炎に包まれるド迫力の厨房。この“炎上調理”が香ばしさの秘密。この“炎上調理”が香ばしさの秘密。

ムーヤーン(焼き豚)やガイヤーン(焼き鳥)をトッピングしたメニューも人気。
場所はディンソー通りの本店の他、BTSチョンノンシー駅直結のマハナコンキューブ内フードコート「THAI TASTE HUB」にも出店している。
〈本店〉115/5 Dinso Rd. Baworniwet, Pranakorn
〈THAI TASTE HUB〉BTSチョンノンシー駅直結(出口③)
・Open :10:00〜20:00
「トムヤム味のパッタイ」
Heng Hoitod Chawlae
ヘン・ホイトート・チャオレー

プーケットタウンにオープンして40年。巨大な鉄板で焼く、カリカリの「ホイトート」で一躍人気店に。その後2004年の津波を経てバンコク に拠点を移し、コロナを乗り越え、今ではエカマイやエンポリアムにも展開。メニューはホイトートとパッタイの2枚看板で、「パッタイ・トムヤムクン」は、パッタイをハーブの効いたトムヤム風味に仕上げた人気メニュー。羽根付きのカリカリ焼き海老は、 ホイトートで有名なこの店ならではの美味しさ!

この店のシンボルの大きな鉄板。

若者に人気のグルメが集まるバンタットン店。(右)店名にもなっている「ホイトート」は貝を香ばしく炒めたタイの人気ストリートフード。衣をカリカリに仕上げたこの店のホイトートは絶品!
バンタットン店、オンヌット34店、エカマイ14店、エン ポリアム店など
大人気。“カゴ入り”パッタイ
Pad Thai
Kratong Thong
パッタイ・クラトントン

ワットポーにも近い、ターティアン船着場すぐの人気店。サクサクのクラトン(カゴ)に入ったパッタイがツーリストに大好評。エビをはじめ、どっさりチキンやベーコンなど、具材にも工夫あり。わざわざ食べに行きたい納得の味。

Pad Thai Kratong Thong
Soi Tha Suphan
(Tha Tien船着場から徒歩約3分)
OPEN : 10:00~17:30
チャルンクルン通りの
“究極のパッタイ”
Baan Pad Thai
バーン・パッタイ

今やパッタイは、トムヤムクンを抜くほどポピュラーなタイ料理。ではそれを究極にこだわって作ろう、というのがこのお店。美味しさの秘密は、蟹みそなど18種のナチュラル素材をブレンドした、うまみ豊かな炒めソース。そして肉や海鮮は麺と一緒に炒めず、別にグリルにして添えます。
Phadthai Phoo ...ラヨーンの海から直送される新鮮な蟹を添えた豪華なシグネチャー・パッタイ。

Phadthai Kai Yang …焼き鳥とパッタイ。甲乙つけがたいこの2つを一皿で味わえる嬉しいメニュー。

伝統的なタイの前菜をオシャレに楽しめる「Miang Khana」。
サイドメニューもイサーンや屋台の料理など、気の利いたものが揃っています。70-80年代のレトロなタイをイメージしたという内・外装も素敵に粋。

21-23 Soi Charoen Krung 44
(BTSサパンタクシン駅より徒歩約5分)
TEL : 02-060-5553-4
OPEN :11:00~21:00