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特別な日に 感動のフレンチ 「Maison Dunand」

Updated: Sep 7, 2023

あなたにとって特別な日。一緒にいようね、と思う大切な人と。

そんなシチュエーションで選ぶべきとっておき中のとっておきレストラン「メゾン・ドゥナン」。

昨年オープンして、早くも今年ミシュラン1つ星を獲得。オーナーシェフ Arnaud Dunand Sauthier 氏は、

かつてル・ノルマンディ(マンダリンオリエンタル)で名を轟かせ、2017年には2つのミシュラン星をもたらした、バンコク・フレンチ界の最高峰の料理人です。そのシェフが、ありったけの情熱を注ぐ素敵なこの

一軒家レストラン。それではご紹介しましょう!


アルプスを望む高級山岳リゾートのような雰囲気。ゆったりとした贅沢感と

アットホームな温かみを兼ね備えたダイニング。

Chef Arnaud Dunand Sauthier



フランスの夏の美食の数々を堪能するコースディナーが用意されています。

余談ですが、、フランス料理といえば、昔の漫画なんかで、メニューがちんぷんかんぷん…という場面をよく見たけれど、「あれって、このこと?」と、はたと思い当たったのが今回。“メニュー”には、主な素材が2つ書いてあるっきり。どんな料理かはまったく謎!これがフランス流なのかもしれないんだけど…

我々はしっかりと全貌を明らかにしますよ。なので、行ってからのお楽しみにしたい人、この先ネタバレ注意です!


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**コースディナー Racines et Voyages **

・4,900++B(以外の料理) / 7,900++B(を含む全料理)

※メインコースは鳩料理または牛肉料理のいずれか選択


~~~~~MENU~~~~~


〈アミューズブーシュ〉

ラタトゥイユ・鰻・シースネイル・クラッカー

〈スープ〉

バジル、ゴートチーズ

〈前菜〉

ブルターニュ産蟹、マリーゴールド

オイスター。アニス

・キャビア、ポテト 

〈魚料理〉

オンブルシュバリエ(淡水魚)、Spruce 

・天然タラ、トマト

<パスタ>

マッシュルーム、イエローワイン

〈シャーベット〉

〈肉料理〉

「鳩、ロケット」または「ビーフショートリブ、アーティチョーク」

〈チーズ〉

トロリーから好きなだけ。コンディメント付き 

〈デザート〉

苺、そば粉

〈プティフール〉

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テーマはRacines et Voyages (ルーツと旅)。美しい山々が連なるサヴォワと、海の恵みに抱かれたブルターニュ、2つの故郷の伝統レシピや山海の食材をふんだんに盛り込んだフランス料理がシェフの持ち味がいかんなく発揮されたコースです。一皿一皿に「本物の伝統フレンチを味わってほしい」との願いを込めているそう。



~食前のアミューズ4品~

ハーブとシリアルのBBQクラッカー。おつまみの乾きものにもここまで凝ります。さすが超一流店は違う!


プロヴァンス式ラタトゥイユをクリスピーなクラッカー生地に詰めた一口の芸術品。


コリッとした食感の巻貝“海のエスカルゴ”のカナッペ。フランスの海辺の夏、そよぐ風、磯の香に思いをはせて味わいましょう。


鰻のスモークに、爽やかな酸味と香りの柑橘果実カラマンシー風味のクリームを添えたカナッペ。



~ スープ ~

ゴートチーズとバジル

なめらかなチーズのフォームに、食べる直前に鮮やかなグリーンのバジルスープを注ぎます。チーズの独特の風味と鮮烈なバジルが見事に調和した味の芸術品。温かいブリオッシュ(これまた絶品)と共に出されます。



~ 自家製パンとフレーバードバター ~

本日のパンは、バゲット、サワードウ、ライ麦、ブリオッシュに、バター3種(ソルト・トマトバジル・海苔) 添え。このレストランはベーカリーも絶賛もので、確かに思わず唸る美味しさです!



~ サラダ ~

ブルターニュ産ブラウンクラブとマリーゴールドのサラダ

この夏の新メニューのために取り寄せているブルターニュ名産の蟹。蟹も旬ならお花も旬。 “白ワイン”に例えられるマリーゴールのアロマと共に、夏のエッセンスを堪能できる一品。



~ 前菜 ~

ユタビーチ産オイスター、アニス風味のフォーム、だし添え

極上の牡蠣を口にすると、反射的に浮かぶ言葉「海のミルク」。濃厚なだし&フォームが、風味をさらにリッチに。甘く芳醇な海のミルクの豊かさに、懐かしい思いがこみ上げてきます。




〜極上の一品は、目の前で作り立てを。〜

感動が高まりに高まった頃合いでテーブルサイドにウェイターが登場し、目の前で作ってくれる料理です。


↑食事客の目の前でライブクッキング。テンション上がります。

ウニとキャビアとポテト 

実演はいきなり、コラコラコラーッ!の展開。ただ「キャビア、ポテト」とだけ書いてあったメニュー。なぜ書かん?生ウニもゴソッと入れることを!フランス流お楽しみ発表会でしょうか。

キャビアもたっぷり盛ってくれて、天国の味わい。



魚料理

Omble Chevalier, Spruce 

フランスで最高級の淡水魚として珍重されるオンブル・シュヴァリエは、あえて日本名にするとアルプスイワナ(どこかひょうきんでしょ)。食事客の目の前で、松の木チップでスモーク。

…想像の中で「クリスマスの森」が立ち上がってくるような、雄大な自然の香りに包まれます。


とても柔らかできめが細かく、口の中で溶けてしまいそうな肉質が、いかにも特別な食材という感じです。ソースにはバターミルク、ハーブ、魚卵などを使い、強めの塩気で味を整えています。


Wild Caught Cod, Tomato

天然のタラを使った両コース共通の魚料理。トマトの甘みと酸味を凝縮したコンソメと、スパイシーなトマトのピューレを添えて。



~ 茸の料理 ~

マッシュルームのラビオリ、イエローワインソース添え

腕のいい料理人にかかると、マッシュルームは肉や魚に負けない存在感を発揮する食材です。濃厚な茸のうま味を、辛口で強い香りのイエローワインのソースで楽しみます。



肉料理 ~  

ビーフまたは鳩料理のいずれか1品チョイス

ビーフショートリブ、アーティチョーク

厳選のオーストラリア産ビーフ霜降り肉をスロークックで絶品の柔らかさに仕上げた一品。バーベキューソース、アーティチョークとケイパーのクリーミーな2色のピューレ添え。


鳩(ピジョン)のロースト メロン、ロケットソース添え

高貴なピンクの肉は、ジューシーなのに脂分の少ないスッキリした味わい。鳩肉は、夏の栄養補給にもぴったりのヘルシーなグルメ食材。甘いメロンと、キリッと辛味のソースとのハーモニーを楽しみます。



~ チーズ ~ 

そして名物登場!ディナーコースの花 “チーズトロリー”です。ソフト、ハード、ブルー、フレッシュ...フランスやスイスから届く最高級品が15~20種、特大のワゴンでテーブルまで運ばれてきます。この中からどれでも、好きなだけ切ってもらえるなんて夢みたい。これが目当てのお得意客も少なくないでしょう。


ワインとの相性やテイストの好みなどはウェイターに尋ねましょう。丁寧に説明してくれます。胡桃ブレッドやルバーブのジャムなどのコンディメントももちろんテーブルにサーブされます。



                  ~ シャーベット ~ 

ジントニックのソルベ  チェリーのコンポートとソルティムース添え

甘さを抑えた大人のソルベに、チェリーのコンポートとふんわりムースを添えたプレデザート。



デザート ~ 

アイスクリーム、フルーツ、そば粉クリスプ i苺のソース添え

チーズとワインまで盛大に楽しんだのだから、後は冷たくてさっぱりとしたこういう甘みが嬉しい。それに、この後にもまだお愉しみがあるものですから



~ 食後のプティフール ~ 

締めくくりにスイートな幸せをもう一度。ミニサイズのタルト3種がお洒落な器で運ばれてきました。「美味しいもので幸せになってほしい」。最後の最後まで込められたシェフの真心です。


左から、キャラメルアップルタルト、レモンパイ、アプリコットとカスタードのタルト



素晴らしい一軒家、最高級の食材と卓越した料理、感激のホスピタリティ…あなたはここで、ただ食事するだけではなく、人生の楽しさを体験するのです。忘れられない夜にぜひ。


※内容等は取材時(2023年7月)のものであり、予告なく変更される場合があります。詳細は事前にお店にご確認ください。

 

■Sathorn Soi 10(BTSチョンノンシー駅から徒歩約5分)

■Tel : 065-639-0515

■営業 : ディナー 17:30-21:00, ランチ (土日のみ) 12.00-14:00

Facebook : Maison Dunand


Alpea Bistrot

■営業 : 平日ランチ12.00-14:00 ディナー 17:30-21:00

 土日ランチ12.00-14:30 ディナー 17:30-21:00





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