絵もいい、ご飯も美味しい、素敵な店「Nopparat」

Nopparat Cuisine and Gallery(クルア・ノッパラット)


描いたのは タイ国民の変わらぬ愛

壁に描かれたラマ9世王の肖像画が、人々の感動を呼んでいます。作者のパン・インチャルーン氏は、この店のオーナーのご子息。花や天使たちに囲まれ、タイで見ることのあまりない画風ですが、ルーベンス(「フランダースの犬」のネロ少年が憧れた画家ですね)などバロック派の影響を受けた作品と聞けば、なるほどと思うでしょう。王様の肖像画は、他のアーティストの作品も様々に展示されていますが、どの絵からも亡き王への純粋な愛と祈りが伝わってきて、取材者もジーンときました。

この店が今のギャラリー&レストランになったのはつい2年前。元々は30年の歴史を持つ老舗のタイ食堂でした。味は30年間ずっと変わりません。なにせ作る人がずっと同じ、つまり現在70歳になったインチャルーン氏のお祖母ちゃんですから!これが本当に嬉しい味で、「どうして皆はこんな風に作らないの?」と思うほど。何が違う?まずパッタイにしてもマッサマンにしても、甘過ぎない・濃すぎない。最後まで飽きない。「母は砂糖を多用せず、味の素も使わなかったし、出来合いのソースも昔は無かった」と、オーナーは昔と現代の料理の違いを指摘しますが、ムムム…もしかしてタイ料理は、昔の方が美味しかった? 値段も100バーツ台が主流と、さすがカオサン地区の店!


今なおタイの人々の心で生き続けるラマ9世王の姿を、若い芸術家たちが心を込めて描きました。絵もいい、ご飯も美味しい、素敵な店です。

●カオタンナータン 120B(Crispy rice cake &pork dipping)...甘口でピリッと辛い豚ひき肉入りのディップソース。香ばしいお米のクラッカーにたっぷりつけて。

●ミークロープ120B(Sweet and sour crispy noodle)...揚げたビーフンを甘酸っぱく飴がけ。サクサク&ねっとり食感の伝統的スナック。

●マッサマン・ガイ+ロティー140B...しっかり煮込んでホロホロに崩れるチキン。甘さよりもうまみが勝つ。こんなマッサマン探してた!と思う超オススメの1品。

●Thai Tea 60B, Thai Style Pink Milk 60B...オレンジ色の練乳紅茶と、赤シロップと練乳で作るミルク。昔ながらの屋台式甘~い飲み物。



 

Nopparat Cuisine and Gallery

130-132 Phra Athit Rd.

(チャオプラヤエクスプレスボート「Phra Arthit」船着場から徒歩約5分)

Tel. 02-281-7578 Open:10:30-21:30※火曜定休