今バンコクで一番おススメなホテルの一つ「シンドーンケンピンスキー」。Living in the Parkをテーマにランスワン地区で開発中のコミュニティ「シンドーンビレッジ」内にある、壮大な建物です。すぐ隣のルンピニー公園が、オオトカゲ這い、青空エアロビクスのズンチャカ響く、カオス感あふれる場所なのに対し、ここはその真逆。未来テイストと洗練を極めた、まるで異世界! Wellnessをコンセプトに、すべてラグジュアリーでありながら、心と身体を鎮め・清め・磨くことができる静かな楽園…そんなホテルです。
緑の中にそびえたつシンドーンケンピンスキーホテル。圧倒的にゴージャスな外観だ。
〜 お部屋 〜
今回泊まったグランドデラックスルームは、扉を開けた瞬間「わぁ」となる66㎡の広さ。リビングとベッドのスペースをそれぞれ確保しつつ、TVを見ながらソファからベッドへ。のルーズなくつろぎが可能。
このホテルが謳う“ウェルネス”は、“素朴”とは違うことを物語る、豪華な設備や豊かな色彩、贅沢な雰囲気。一方で、ホテルからのメッセージが丁寧に手書きしてあったことに、ほのぼのと心温まる思い。
コンテンポラリー・タイでまとめたインテリア。随所にさりげなく「タイ」が忍ばせてある。
嬉しいミニバー無料。ティーもスナックも冷蔵庫の中のジュースも、どれもヘルシー志向なのはさすが。
そしてコーヒーは3種のネスプレッソ。
めっちゃヘルシーなウェルカムスナック、いただこう。普段のおやつとのギャップに笑えてくる。
〜バスルーム〜
バスタイムは健康の源。さすがお風呂もこの上なく快適だ。浴室スピーカーで好きな音楽でも聴きながら、ゆっくり浸かる。(ただし、音源が部屋のTVがなので、悪趣味な動画なんかを見たら入浴中の相方にバレる)。
ホテル専用のバスアメニティ一揃い。ソープやボディローション類などもちろんナチュラル派。
へちまスポンジが用意してあるのはナイス。旅行中だろうとゴシゴシ洗いたい派の人はけっこういるはず。
〜その他ルームアメニティ〜
ホテル案内や日本の新聞などは、各部屋に用意された専用タブレットで読める。
マスクと消毒ジェルが部屋に用意してあって助かる。バンコクはまだ「マスク着用必須」の場所が多いので。
〜 アフタヌーンティー 〜
アフタヌーンティーが行われるのはこの素敵なロビー。自然光を最大限に活かした設計は、まるでテラスにいるような開放感。
ツリー型サーバーに盛られた美しいケーキとセイボリー。食器はドイツ製「バウシャー」が使われていた。
スイーツもセイボリーも非常にデリケートな味わい。今の時代、健康的でなければ美食とは言わないのだ。
★アフタヌーンティー詳細記事はこちら
〜 空き時間は充実のフィットネス施設へ 〜
■オープン:平日6:00-22:00 土日祝 8:00-20:00
ここのフィットネスはとにかくすごい充実度!クラスも豊富で、バーチャルサイクリング、RPMサイクリング、ボディコンバット、ピラティスリフォーマー、ボディパンプ、HIIT(高強度インターバルトレーニング)、プレッソリカバリー、ストレッチングなどがラインナップ。
〈ジム〉ウェイト器具や一般的なマシンの他、ボクシングにも対応。
〈サイクリングスタジオ〉
〈ピラティススタジオ〉
〈Yogaスタジオ〉エアリアルヨガ(空中ヨガ)、アシュタンガヨガ、ボディバランスのクラスがある。
〜 「 KI 」居酒屋でディナー 〜
演歌ではなくてジャズが流れ、浮世絵ではなくてポップアートを飾る。ここみたいに楽しい雰囲気は「イザカヤ」ワールドバージョンの好ましいスタイルだろう。
ハウスワインがあるなら「ハウスSAKE」もある。タイ人の常連さんは、日本酒にかなり詳しい人も多い。
料理はすべて日本人シェフが考案。ヘルシーな美味しさにこだわった素材や味付けが工夫されている。
★「KI」居酒屋 詳細記事はこちら
〈2日目〉
〜 朝食ビュッフェで健やかな1日を ~
@FLOURISH
朝食は、ロビー階レストラン「フローリッシュ」でビュッフェ。
ビュッフェを提供中とは思えないような静かで落ち着いた雰囲気。そして窓の外は緑の風景。屋外席もあり。
オープンキッチンで作る出来立ての料理。オーガニック素材や減塩、低カロリー調理など、健康に徹底して配慮したビュッフェになっている。
中東料理コーナーに並んだは、自家製のラブネ(中東式ヨーグルトチーズ)やフムス(ひよこ豆のペースト)などが並ぶ、美味しそうです!
朝の健康にヨーグルトは欠かせない。
シェフがオーダーごとに作ってくれる卵料理のコーナー。
卵料理のチョイスは、今回もエッグベネディクトの誘惑に勝てず…。美味しいのは無論だが、カロリーだって控えめのヘルシーレシピだと思う。
さっぱりしたテイストのアラビック前菜類はサラダ感覚で楽しめる。洋朝食との相性もGood。
ホテル朝食の花、焼き立てブレッドにもシンドーンケンピンスキーらしさが。塩分を控えめ、雑穀ブレンド、素朴なドイツパンなど、健康志向のもので揃えてある。
朝食にミューズリーを食べる人が増えているので、ドライフルーツ、ナッツ、シード類もすごく豊富。
好きなように取ったのに、こうして見ると身体に良いものばっかり!この他、アジアンのコーナーもあって、炒飯みたいなガッツリ系朝食もけっこう人気だった。
〜 スパ体験 〜
Sindhorn Wellness by Resense
シンドーンケンピンスキーのメインテーマは「ウェルネス」。フィットネスやスパへのこだわりは他に類を見ないほど徹底している。
■スパ
オープン:毎日10:00-22:00
~サーマル・エクスペリエンス~
全身を「温める」そして「冷やす」。ヒーリング医学に基づき、寒暖のコントラストで心身の活性化や不具合の改善を目指すプログラム。サウナやスチーム、コールドルーム、シャワーなど、最新鋭のユニークな設備を次々と巡る行路はまるで、健康への巡礼の旅? この究極スパならではの、ぜひトライしてみたい体験。
<設備>・バイオサウナ・アロマスチームルーム・ソルトサウナ・コールドルーム・冷水バケツシャワー・エクスペリエンスシャワー・テピダリウムラウンジャー
サーマル・エクスペリアンスも完全予約制。誰にも遠慮せず、じっくり我慢&リリースタイムを満喫できる。★オプションで、アラビア伝統のトリートメントHammam(ハマム)」などのメニューも用意されている。
古代ローマの公衆浴場からインスピレーションを受けたテピダリウム・ラウンジャー。ウォームアップにもクールダウンにも心地よくリラックスできる微温浴ベッド。
~ マッサージ ~
セラピストの高い技術と、研究し尽くされたヒーリング医学。世界最高レベルの組み合わせがここに実現。至福の時間に浸れます。
「ザ・アロマ(60分)」を体験しました!
脱ぐし、後のシャワーをする・しないで悩むし、オイルマッサージはけっこう覚悟が要るが、このウェルネスの聖地でなら、受けるべきは断然これだろう。“神”セラピストが待ち構えているというわけで、今回は「ここ重点的に」とか「まあまあ強め」とかの事前リクエストは一切せず、「セラピストに丸投げ作戦」を敢行。結果、気持ちイイだけでなく「汝の悪いところを治して進ぜよう」という意志を感じるおまかせマッサージだった。施術の「私は、まだまだ軽やかに動ける」という感慨。オイルでスキンケアも完了しているのか、全身しっとりスベスベ。ナルホドさすがなのだ。サーマルとマッサージの合わせ技は、きっとお疲れな皆さんにも効果があるだろう。ぜひ体験してみてはほしい。
マッサージ後に出してくれるハーブティーとエナジーボール。
<マッサージメニュー>
・ザ・アロマ60分/90分
特別にブレンドしたアロマオイルとの相乗効果で身体と心を穏やかに癒す。強さは軽め~中程度。
・ザ・タイ60分/90分
ストレッチ、リンパ流の調節、リズミカルなツボ押しなど、世界に名だたるタイの伝統術を本場で体験。
・ザ・ディープ90分
筋肉の疲労や痛みを緩和するための治療効果の高い施術。強めのマッサージ。
★この他、背中&首&肩 (30分)、フット(60分)マッサージ、フェイシャルトリートメントも各種。
12:00 チェックアウト
「一度は泊まってみたいバンコクのホテル」の上位にランクインすること間違いなし。 お茶や食事だけでも良いし、記念日とか何かイイことがあった時(株で儲けたとか…)に、泊まってみてはいかがでしょうか。
80 Soi Tonson, Lumphini, Pathumwan, 10330 Bangkok, Thailand
(Soi トンソン突き当たり ※BTSの場合チットロムから車で約5分、
シーロム方面から車の場合、サラシン通りからSoi トンソン入ってすぐ)
◎ホテルウェブサイト: http://kempinski.com/sindhorn
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